こんにちは。
活字中毒でよく本を読んでいる、佐野です。
今読んでいる小説の中で二度見した言葉があります。
それは、
「生きてるみたいに生きる」
です。
作中では、「みな、漠然と生きているため。」という説明がなされていました。
この考え方は、生き方もさることながら、トレーニングも一緒だなと思います。
ただ何の気なく練習するのではなく、「身体よりも頭がバーンアウト」するくらい、考えて考えて考えて練習に取り組むこと。
それを繰り返した先にだけ、結果が待っているのかなと思った次第です。
タイトルにもありますように、今朝のレッスンでは、「軸」と「左右差」を感じる(認識する)ためのメニューを多く取り入れました。
特に最近気に入って頻繁に取り入れてるのが、頭頂にパドルを押し当てながら泳ぐドリルです。
その1
その2
無呼吸で泳いでるとあまり感じませんが、呼吸を確保する動作時にパドルが外れ易いです。
これは、その際に中心軸から頭が離れすぎた結果に生じる結果です。
また、呼吸を我慢して泳いでいてもパドルがズレる場合があります。
それは、頭が「上がりすぎている」可能性があります。
OWSやトライアスロンのように、目標物に向かって複数人で泳ぐケースでは前方確認で頭や視線が前に向くことは多くあります。
がしかし、水泳というスポーツは「抵抗に如何に打ち勝つか」が、より速く楽に泳ぐ上でのポイントとなってきます。
そのため、頭が上がって腰が曲がり、下半身が下がるような泳ぎになっている場合は、しっかりと頭を水中に沈め(ることによって得られた浮力によって)、抵抗の少ないストリームライン姿勢で泳ぐことが望ましいです。
このドリルはその感覚を身につけるために行いました。
パドルを外した状態でも、頭にパドルがあるイメージで泳ぐことで、芯の通った泳ぎになると思います。
呼吸時に身体がブレたり、真っ直ぐ泳ぐのが難しかったり、頭が上がりすぎていると感じている方は、ぜひウォーミングアップやダウンの際に試してみてください。
きっと、泳ぎ難さを感じるかと思いますが、考えて泳ぐよりも手っ取り早く変化をつけることができます!!!
お試しを!!!
P.S.
最後に、感覚について、また考えることについて良い言葉をSNSで発見したので、そちらで締めたいと思います。
「考える前に、感じろ。
そして、なぜそう感じたのか考えろ。」
自分に言い聞かせます。
ではでは。