氷上の歩き方から学ぶ!「水の捉え方」の極意

どうも!今朝はレッツスイム新代田を担当した激レアキャラの守谷です。久しぶりに皆さんにお会いできて私もいっぱい元気をもらえました!あんまり皆さんが楽しそうに泳いでいたのでメインでは1セットだけ一緒に泳がせてもらいました!みんなから『クジラが泳いでる!』なんて言われました笑

今朝のドリルでは手のひらでの水の捉え方をポイントに説明しました。

突然ですが、氷の上を移動するとき、どんなことに気をつけて歩きますか?普通は「滑らないように」と慎重になって、無意識に次のことをしていると思います。

つま先やかかとだけでなく、足裏全体を氷にペタッと密着させるようにする。こうすることで、接地面が広がり、体重が分散されて安定する。

ゆっくりと体重をかけるようにしてツルッと滑らないように、じわ~っと、氷の感触を確かめるようにゆっくりと体重を移動させるでしょ?

この「足裏全体で捉える」感覚と「ゆっくりと力をかける」感覚が、実は水泳の水の捉え方と似ています。

これを水泳に置き換えて考えてみると!

水泳で推進力を生み出すには、出先だけで水をかくのではなく、手のひらから腕の平らな面の全体で水を捉える意識がとても重要!

手のひら全体で大きな水のかたまりをグッと抱え込むようなイメージです!

手のひら全体でしっかりと水に触れることで、より多くの水を後方に押し出すことができ、安定した推進力を生み出せるのです。

それも、しっかりも水圧を感じながらじわ~っと力を加える!

よ〜く思い返してみてください。急にバッと強い力で水をかいていませんか?強い力でかいても、水は抵抗がかからず、スカッと空回りしてしまいピッチばかり早くなってしまいます!これでは氷の上で急に力を入れて滑ってしまうのと同じ現象です。

大切なのは、水の抵抗(水圧)を手のひら全体で感じながら、じわじわと力を加えていくことです。水が手のひらにズシンと乗ってくるような感覚、この「水圧」をしっかり感じながら、ゆっくりと、そして確実に押し込んでいくことで、水が手のひらから逃げにくくなり、効率よく推進力に変わっていきます。

氷の上を滑らずに歩くことも、水泳で効率よく進むことも、いかに「抵抗」を最大限に利用し、無駄なく力を伝えるかが共通の鍵となります。どちらも「面」で捉え、「ゆっくりと」力を加えることで、安定して、そして力強く進むことができるのです。

次回の練習では、ぜひ「氷の上を歩く」イメージで、水の捉え方を意識してみてください。あなたのスイムがきっと変わるはずですよ!

この例えが、皆さんのスイム上達のヒントになればと思います!

明日のレッツスイムは新代田のみ実施です!

担当は上級が檀コーチ、フォーミングは三村コーチです!

明日も張り切ってトレーニングしましょう!

注目のレッスン・イベント!
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