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初めてでも安心!オープンウォータースイムを楽しもう!

プールとは違う、大自然の中で泳ぐ爽快感!その魅力をわかりやすく紹介します。
はじめての海や湖でのスイム、不安はありませんか?安心して楽しむためのコツをチェック!
ウェットスーツやゴーグルなど、必要なアイテムを簡単に解説。
波や潮の流れに負けずにスムーズに泳ぐための基本テクニック。
焦らず対処するために、事前に知っておきたい注意点。
初心者向けの大会を厳選!距離・安全対策・雰囲気をわかりやすく紹介します。

1. オープンウォータースイミングとは?

プールとの違い
オープンウォータースイミング(OWS)は、海・湖・川など自然の水域で行う水泳のことです。プールとは異なり、波・潮の流れ・水温の変化・視界の悪さといった自然の要素が加わるため、環境適応能力が求められます。また、プールではターンがあるため一定の距離ごとに区切りがつきますが、オープンウォーターでは長時間・長距離を一定のペースで泳ぎ続けることが求められます。そのため、スタミナや効率的な泳ぎ方が重要になります。

魅力や楽しみ方
オープンウォーターの最大の魅力は、大自然の中で泳ぐ解放感と冒険心を刺激する体験です。広大な海の中で泳ぐ感覚は、プールでは味わえない特別なものです。また、環境の変化に対応しながら泳ぐことで達成感も大きく、レースに参加したり、友人と一緒に泳ぐことで、より楽しく続けることができます。

必要なスキル
* 基本的な泳力(クロールで最低1000m以上連続で泳げる)
* ヘッドアップクロール(前方確認のための技術)
* 潮の流れや波への適応力(環境の変化に合わせた泳ぎ方)
* リラックスして泳ぐ技術(力みすぎず長距離を泳ぐ)
* 方向確認の能力(陸地などの目印を活用するナビゲーション技術)

2. トレーニング方法《初心者でも大丈夫!安全に泳ぐためのポイント》

プールでの基礎トレーニング
初心者はまずプールで基本的な泳力をつけることが大切です。
* 持久力をつける → 1000m以上連続で泳ぐ練習をする
* 正しいフォームを身につける → 省エネルギーで泳げるストロークを意識
* 呼吸の安定化 → リズムよく息継ぎを行い、酸素供給をスムーズに

オープンウォーター特有のトレーニング
プールでの泳ぎ方とオープンウォーターの泳ぎ方には違いがあるため、次の練習を取り入れましょう。
* ヘッドアップクロール → 前方確認をしながら泳ぐ練習
* 不規則なペースで泳ぐ → 波や潮の流れに対応するためインターバルトレーニングなど
* ブイターン練習 → レースなどでスムーズに方向転換する技術

陸上トレーニング
泳ぐための筋力を鍛えることも大切です。
* 体幹トレーニング(プランク・スクワットなど)
* 肩回りのストレッチ(肩甲骨を柔軟にする)
* ランニングやジョギングで心肺機能を向上

3. 必要な装備《これだけ準備すればOK!持ち物チェックリスト》

オープンウォータースイミングでは、安全性や快適さを高めるために適切な装備を選ぶことが重要です。

ゴーグルの種類
ゴーグルは、環境によって適切なものを選ぶことで視界の確保がしやすくなります。
* ミラーレンズ:晴天時、直射日光の反射を防ぐためにおすすめ。
* クリアレンズ:曇りや雨の日、視界が暗い場所で使用すると見やすい。
* 偏光レンズ:光のギラつきを抑えつつ、視界をクリアに保つ。

スイムキャップ
スイムキャップには、髪をまとめる役割だけでなく、視認性を高めて安全性を確保するという目的があります。
* メッシュキャップ(通水性があり、夏の暑い時期でも快適)
* シリコン製(耐久性があり、フィット感が良い)
* ラテックス製(薄くて軽量だが破れやすい)
* ネオプレン製(保温性が高いため冷たい水温でも快適)

ウェットスーツ
ウェットスーツは、必要に応じて保温性と浮力を高めるために着用します。特に水温が低い場合(25℃以下)、初級者にとっては必須なアイテムです。
* 厚さの選び方:2mm~5mmが一般的。厚すぎると動きにくくなるため、初心者には3mm前後が適しています。
* 浮力の活用:ウェットスーツには浮力があるため、泳ぐ際に体が水面に浮きやすくなり、楽に泳げます。
* フィット感:キツすぎると呼吸が苦しくなり、緩すぎると水が入り動きにくくなります。安全のためにも体型にフィットしたものを選びましょう。

セーフティブイ(スイムブイ、エマージェンシーフロートなど)
セーフティブイは、泳ぐ際に浮き具として使用できるほか、視認性を高めてボートや他のスイマーから発見しやすくする役割があります。また、一部のモデルには収納スペースがあり、水分や携行品を持ち運ぶこともできます。

その他の装備
* 耳栓:冷たい水や水圧から耳を守る。
* ワセリン:首周りや脇など、ウェットスーツの擦れ防止に使用。
* 防寒対策:水温が低い場合、ネオプレン製のグローブやブーツを使うと快適。
* くもり止め:視認性を高めるためにゴーグルには必ずくもり止めを塗りましょう。

4. 基本的な泳ぎ方・テクニック《泳ぎ方のコツ!プールとは違うポイントを学ぼう》

プールと異なる泳ぎ方のコツ
オープンウォータースイミングでは、プールのような壁のターンがないため、長時間泳ぎ続ける必要があります。また、水面が常に変化するため、適応力も重要です。

効率的なストロークとキック
* 水の抵抗を減らすためにストロークは大きく、リズミカルに行う。
* キックはプールほど強く打たず、最小限にしてエネルギーを温存する。

ヘッドアップ(前方確認)の方法
オープンウォーターではまっすぐ泳ぐために、数回に1回、顔を上げて前方を確認する必要があります。
* 「ヘッドアップクロール」:息継ぎとは別に、アゴを前方へ上げる意識で鼻の高さ程度まで水面より頭を上げて目線を確保、目標物を確認します。呼吸と組み合わせ、呼吸が終わった後に少しだけ目線を前に向けるとやりやすいです。

まっすぐ泳ぐためのコツ
オープンウォーターでは目印(ブイ・岸・山など)を設定し、一定の間隔で方向を確認しながら泳ぐことが重要です。ヘッドアップクロールを使いながら、できるだけ直線的に進むように意識しましょう。

5. 安全対策とリスク管理《よくあるトラブルとその対策》

潮の流れや波の影響を理解する
オープンウォータースイミングでは、潮の流れや波の影響を受けやすいため、事前にそれらを理解しておくことが重要です。

潮の流れを確認する方法
* 潮汐表をチェックする(インターネットやスマホアプリで確認可能)
* 現地の海の様子を観察する(波が立っているか、海藻やゴミの流れの方向など)
* 風向きを確認する(風上から風下に流される可能性を考慮する)

低体温症やクラゲ対策
オープンウォーターでは、水温が低い場合、低体温症のリスクがあります。また、海ではクラゲなどの生物によるトラブルも考えられます。

低体温症を防ぐには?
* ウェットスーツを着用する(特に水温が25℃以下の場合)
* 泳ぐ前に軽くウォームアップする(体温を上げてから水に入る)
* 長時間泳がない(寒さを感じたら無理せず上がる)

クラゲ対策
* クラゲが多い時期を避ける(夏から秋にかけて発生が多い)
* 長袖・ロングパンツのウェットスーツを着用する(肌を守る)
* クラゲ除けクリームを塗る(専用のジェルを使用)
* 刺されたらすぐに応急処置をする(こすらずに冷やす)

迷走しないための目標設定
広い海では、目標物がないと方向感覚を失いやすいです。泳ぐ前に目印を設定し、それを頼りに進むようにしましょう。
* 陸上の建物、山や岬など、またブイを目標にする
* 10〜20回に1回はヘッドアップクロールで方向確認をする
* 迷ったときは、落ち着いて浮いて休む

緊急時の対処法
オープンウォーターでは、疲労や体調不良、足のつりなどのトラブルが発生する可能性があります。
* 疲れたら無理せず浮く(背浮きやセーフティブイを活用する)
* けいれんが起きたら、深呼吸しながらゆっくりストレッチ
* パニックにならないよう、落ち着いて呼吸を整える
* 助けが必要な場合は、片手を大きく振って合図を送る

実際に泳ぐ前の準備

天候や潮の流れの確認方法
* 天気予報や海の状況をチェック(風速6m以上、波高1.2m以上なら要注意)
* トレーニングでは事前に泳ぐコースを決め、無理のない計画を立てる
* 潮汐表をチェックし、流れが穏やかな時間帯を選ぶ
* 必ず現地ライフガード等、関係者に事前にその海で泳ぐこと、また泳ぐコースを伝える

スタート前のウォームアップ
* 陸上でジャンプや動的ストレッチをして血流を良くする
* 水に入る前に軽く水を浴び、体を慣らす

グループでトレーニングする際のルール
* バディ(2人組)を組んで泳ぎましょう
* 互いの位置を定期的に確認する
* 先頭を泳ぐ人を決め、一定のペースを保つ
* もしも迷ったら、グループ全員で一旦浮いて集合する

よくあるQ&A
Q. 最初は何分くらい泳ぐべき?
A. 初めは30分以内にとどめ、徐々に時間を伸ばしていく。無理をせず、まずは環境に慣れることが大切。

Q. 泳げる距離を伸ばすには?
A. 週に2〜3回の練習を継続し、プールと夏のシーズンはオープンウォーターの両方で泳ぐのが理想。

Q. 一人で泳いでも大丈夫?
A. 基本的には推奨されません。必ず誰かと一緒に泳ぐか、陸上で見守ってくれる人を確保する。

6. おすすめのスポット・イベント情報《どの大会がいい?初心者におすすめのイベント》

初心者向けの比較的安全なスポット
* 波が少なく、流れが穏やかなビーチ(例えば葉山、鎌倉、逗子など)

日本国内の人気オープンウォーターエリア
* 沖縄・九州(透明度抜群の海)
* 湘南(アクセスが良く、トレーニング向け)
* 館山など房総半島(海岸によっては比較的波が穏や場所あり初心者向け)

体験スクールやイベント情報
* オーシャンナビ主催のスイムイベント
* 全国各地のオープンウォータースイムレース(湘南OWSなど日本水泳連盟が後援するOWSサーキットシリーズ奄美大島OWSなど)

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【ウェットスーツ販売】
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