「 Let’s Talk ! 」File 09 モロカイ海峡横断泳リレーメンバー座談会 part3

オーシャンナビのメンバーに直撃インタビューするLet’s Talk。

モロカイ海峡横断泳リレーメンバー座談会

6人で得たかけがえのない海峡横断体験

ハワイ・モロカイ島からオアフ島の間に横たわるモロカイ海峡は、

*のひとつに数えられ、世界中から多くのチャネルスイマーたちが集まる聖地。現地では「カイウィ海峡」として知られるこの海原にこの7月、6人のオーシャンナビのメンバーが挑戦し、見事完泳を果たしました。15時間2分にわたった挑戦の舞台裏をメンバーのみなさんに語っていただきました。

《メンバー》

千葉寿夫さん

神戸謙二さん

高尾克則さん

山下千春さん

井田充彦さん

箱根美紀代さん(座談会は欠席)

フィニッシュ地点のオアフ島、サンディビーチでキャプテン・マイクと。

Part1を見逃した方はこちら!

「 Let's Talk ! 」File 09 モロカイ海峡横断泳リレーメンバー座談会 part1
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<Part3>

最後は6人全員で泳いでフィニッシュ

井田 海の上では千葉さんがFacebookでライブ中継を何度かやってくれたんですよね。箱根ちゃんがスターリンクを持ってきてくれたので、海上でつないで。

千葉 船酔いも軽めだったし、暇だったんでちょっと流そうかなと思って。時差的に日本はみんな寝てる時間だったんですけど。

高尾 それでも視聴者が10人ぐらいいましたよね。

はこねちゃんからかんべさんへバトンタッチ。

井田 あれは励みになりましたよね。リアルタイムで日本から「がんばれ」ってメッセージが入ったりして、それを見てから海に飛び込んでいくのって、テンションあがりました。

神戸 ホント、あれはよかった。後からチェックしたら2000回ぐらい閲覧されてましたよ。

伴走を担当してくれたカヤッカーと。

―― 最後はどんな形でフィニッシュしたんですか?

千葉 6人全員で泳いで、オアフ島のビーチに上陸しました。最初は波が高いから全員で行くのは無理だってキャプテンに言われたんですけど、ゴールが見えてきたら行けるってことになって、6人全員でフィニッシュさせてもらいました。全員がきっちり5回ずつ泳いで到達したんですよ。なんか、きれいに収まった感じで気持ちよかった。

オアフ島に無事上陸。15時間2分の旅路でした。

神戸 その調整で僕が最後長く泳がされましたけどね(笑)。

井田 最後はキャプテンも泳いで誘導してくれて、我々はそれについていって上陸したんです。

千葉 オアフのビーチに着いたら、KCA(カイウイ海峡協会)の人が待っていてくれてて、みんなにレイをかけてくれたんですよね。あれもすごく嬉しかったですね。

完泳を祝して、ステーキディナー。

―― 今回のモロカイ海峡横断泳をあらためて振り返ってどう思いますか?

千葉 達成感ありましたね。全く背景が違う6人が集まって、準備して合宿して、現地での共同生活とか、完泳してステーキ食べにいったりとか、遊泳禁止のところを知らずに泳いで怒られたりとか、そういうのを全部凝縮して、全部やり切った達成感。また次行きましょう!っていう気運も出てきてます。

高尾 私はまず完暦の記念行事としてこれができたこと、メンバーのみなさんに感謝したいです。今度はみんなでロサンゼルスに行こうって話になってます。カタリナ海峡を泳いで、その後ドジャースタジアムで大谷選手を見ようって。

井田 自分の人生の中で海峡を泳ぐなんて考えたこともなかったんですけど、パン屋さんで盛り上がってから、気づけば一気にここまで来た感じです。本当にいい仲間といい体験ができて一生の思い出になりました。

神戸 実際に泳いだのはたったの15時間ですけど、そこに至るまでにみんなと作り上げた時間を含めてすごく充実してましたね。

山下 同感です。今こうして話してて、材木座で集まって泳いだ夜のこととか含めていろんな準備をして当日を迎えたことを思い出しました。何も勝手がわからないまま参加したけど、今こうして無事泳ぎ終えて、トータルですごい達成感です。

翌日KCAから渡されたレイと完泳証。

 

DATA

コース:ハワイ州モロカイ島からオアフ島

実施日:2025年7月14日

タイム:15時間2分

距離:約42km

エスコート船船長:Michael Twigg-Smith

参考資料

カイウィ(モロカイ)海峡横断スイムにかかる費用概算(2025年8月現在)

カイウィ海峡協会(KCA)ウェブサイトより

  • カイウィ海峡協会コンサルティングサービス:1,000ドル
    (KCAメンバーシップ込み)
  • カイウィ海峡協会メンバーシップのみ:100ドル
    (スイムの公式認定に必要)
  • ボート費用:5,000ドル以上
    (ボートの種類やスイム時間によって変動)
  • カヤッカー3人分:約1,200ドル
  • モロカイへのフライト:100ドル以上
  • モロカイ空港からスイム開始地点までのタクシー/Uber:80ドル
  • モロカイでの宿泊費:250〜500ドル
  • ワイキキでの宿泊費およびハワイまでの渡航費

取材日:2025年8月
取材・文:東海林美佳
仕事の都合で1年ほど朝スイムにほとんど通えない状況が続いた後、最近新代田に復活しました。そして、全然泳げなくなっていることを実感。初心にもどって出直します。まだ諦めてないよ。

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