オーシャンスイム日和ですね!今朝のレッツスイム新代田は、すっごい日焼け率!!とくに女性陣の黒さが際立ってました。「これから葉山へ行ってきます!」なんて笑顔で言ってたメンバーもいましたね。
私、守谷もできる限り皆さんの黒さに追いつけるように日々努力をしているつもり。つい2日前は初島熱海間団体競泳に参加して2時間30分くらい炎天下の中で泳いできました。これでだいぶ皆さんに近づけたかな(笑)
今朝はプル動作で肘を使って泳ぐ練習をしてみました。スカーリング→片手クロール→キャッチアップクロール→フォーミングというメニューの流れ。でもこれがなかなか難しいポイントなんだよね。ただ肘を曲げるならけっこうできるんだけど実際には水をしっかりと捉えられているか?って言ったらそうでもなかったりするでしょ?水を捉えられているかどうかは本人にしかわからないんだけど、なんか空振りしてる!って方におすすめなドリルはやっぱりスカーリング。フロントスカーリングをどんどん練習しよう。上手くなると手の平〜前腕にあたっている水が重たく感じられるようになるはず。地道な練習だけどやればきっといいことありますよ!
さて、だいぶ時間がたったけど、、、ロシアサハリン州クリリオン岬〜北海道宗谷岬国際横断泳のつづき第3弾!もうさすがに今回でこの話は終わりね!
前回までのお話は ↓
スタートしてから5〜6時間たったころだったかな?宗谷岬の形がだんだんとはっきりわかりはじめる。
順調!順調!と思っていたのはここまで。時間が経つにつれて正面に見えていた岬が右にズレて行ってる感じ、、、
しかし!さらに2〜3時間経ってみると、こっ!これは!完全にながされているではないですか〜!!!それもすでに人間の力ではどうにもならないくらいの潮のスピード!時速3ノット(時速にして5km/h以上)。宗谷岬の先端どころか中腹あたりが右真横に見えてるし、標高の高い利尻島の山頂が宗谷岬の背後に見えるくらい。泳いでも泳いでもどんどんカーブしていく感じ。これもう完全にアウト! 場所はこんな感じ↓↓
「まあ、北海道の近くまで来たし、むしろ宗谷岬に行くよりも長く泳いでいるし、、、」とロシア人たちが言っていたかどうかは定かではないんですが、雰囲気的にはそんな感じ。
結果、これ以上泳いでいても、、ということで北海道の近くまでは来たけど断念。全員でボートに乗って稚内港へ移動。
が、、、すっかり夜になってしまい、入国手続きができない。ということで、海上保安部の指示で稚内の沖500mくらいのところに停泊。翌朝まで待機することに。これでボートで宿泊2日目!そんなことを見越していたののか?なぜか用意してくれた食料はボートにいっぱい積んである。あと2泊くらいはできそうなくらい。しっかり食事をとって9時過ぎだったかな寝ることに。さて翌朝6時くらいだったと思うけど、他のボートから「モリヤ!モリヤ!」と大声でリーダーが呼んでいる声が!となりのボートを見てみると。なんとみんなボートの周りで気持ち良さそうに泳いでるじゃないですか!さすが違うね〜!と思っただけど、どうやらみんなで区切りの写真を撮ろうということになったみたい。それがこちら。。。
結局のところ、横断泳が成功したのかどうか?と言われれば到達できなかったという点では失敗ともいえるのかもしれなけど、それだけじゃないんだよね。レポート①にあったオープンニングセレモニーの写真。ちゃんと見てもらえたかな?
「太陽と友情に向かって」って書いてあるでしょ?
そうなんだよ!この横断泳の目的はしっかりと達成できていたんです!なんて素敵な横断泳!いままでのものとは一味ちがった思い出深いものとなりました。もちろんこの後、稚内に無事に入港!不法入国ではなく(笑)ちゃんとした手続きを経て入国。ニュースで見たかもしれませんが記者会見が開かれたり、市役所を表敬訪問したり、普段できないような経験をたくさんさせてもらいました。
記者会見の様子が映ったニュースはすでに消えてしまったみたですが、こちらのニュースはまだご覧いただけるようです。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/327788
ということでした。「次は北海道からロシアへ向かった泳ごう!」「南極の海で一緒に泳ごう!」などなどいろんな話をしてチームのみんなとお別れして、紆余曲折国際横断泳が無事に終わりました。一緒に泳いでくれたロシア・南アフリカ・中国の皆さん、ボートクルーの皆さん、日本から一緒に参加した荻野智成さんに本当に感謝です!ありがとう!!
さて明日のレッツスイムは新代田のみで実施です。担当は上級が永田竜司コーチ(当初、守谷で予定していましたが所用のため変更となりました)、フォーミングは東翔コーチです。なんだかすごい人もメニューも濃そうな感じですね。
明日もレッツスイムでお待ちしています!