内ももを刺激して一石三鳥🐤

こんにちは、さくです。

今日のレッツスイム新代田では「プルはビート板を挟んで、キックはプルブイを挟んで」泳ぎました。
普段とは使う道具が逆なので、「え?」と困惑した人もいたかもしれません。
・プルではプルブイの代わりにビート板を挟む
・キックではプルブイを挟んでキックをする
というトレーニングをおこないました。

やってみて分かったと思いますが、これはどちらも、内ももがかなり刺激されます。

小さいビート板を挟んでのプル

普段泳いでいて、内ももというのはあまり意識をしない部分だと思います。
でも、泳いでいて足が落ちてしまう人というのは、足の外側の筋肉をだけを使っていることが多いんです。

そこを、内側の筋肉もバランス良く使えるようになると
①割り箸を割る前のように両脚がピシッと揃い、抵抗の少ない姿勢が保てるようになる
②そして、下半身のポジションが高い位置にキープできるようになってくる
③さらに、内ももの挟み込む筋肉が強くなれば、足首を内股にすることが容易になり、ムチのようにしなったキックが打てるようになる
一石三鳥なんですね。

プルブイを挟んで板キック

正直、内ももまで意識して泳ぐというのは、かなり細かいポイントだと思います。
そして、トップ選手になればなるほど「内ももなんて気にしたことないよ」という人が多い。
でもそれは、意識しなくても内ももの筋肉をしっかり使えているから。

一般的なスイマーはというと、下半身が締まっておらず、お股ゆるゆるのガニ股な感じで泳いでいる人が、結構多いんです。
特に呼吸をするときに、足がガバーッと開く現象はよく見かけます。

股が開くと当然、下半身の抵抗が大きくなる。
”プルブイを2個横に並べて、股に挟んで泳ぐ”というのを想像してもらえれば、イメージしやすいでしょうか?
「うわっ、抵抗が大きくて、泳ぎにくそう」って思いますよね。
でも、それと同じような現象が、普段泳いでいるときに起こっているんです。

下半身というと、前ももの筋肉(大腿四頭筋前)やハムストリング(大腿二頭筋)に注目しがちです。
内もも(内転筋)は、普段あまり意識しない部分だと思います。でも内転筋は、抵抗の少ない姿勢をキープするには意外と重要な筋肉です。

「泳いでいる姿勢が安定しないなぁ」と思っている人は、内ももに意識を向けてみることをオススメします。

今は休刊となってしまいましたが、以前、水泳の2大月刊誌のうちの1つに『月刊SWIM』という水泳雑誌がありました。
その『月刊SWIM』で、櫻井がドリルの連載をしていた頃、もっとも反響があったドリルの1つが、このプルブイキックでした。

慣れない感覚なので少しやりづらかったかもしれませんが、また近いうちにやりましょう。

なつかしい月刊SWIMの連載記事 覚えている人はいるかな~?

今日のレッツスイム新代田のtotal距離は
1コース:4700m
2コース:4200m
3コース:4100m
4コース:3800m
でした。

明日の朝活朝スイムは、レッツスイム新代田と町田で開催です。
新代田の担当は1~4コースが檀コーチで、5コースは——です。
そして町田の担当は北島コーチです。
町田では明日から北島コーチの体幹トレーニングが復活します。(6時20~30分の約10分)
きもーち早めにお越しください(^^)

また明日は、19時からインドア50にて、スピードUP練習会『target』があります。
定員まであと僅かですので、参加希望の方はお早めにお申込みください!

さあ、明日も楽しくトレーニングしましょう!

ほなまた。

注目のレッスン・イベント!
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佐渡海峡横断泳サポート

『Let’s 100m×50本』@代々木

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