「 Let’s Talk ! 」 File 02 山切敏郎さん

オーシャンナビの会員さんに直撃インタビューするLet’s Talk。第2回目に登場するのは、新代田の朝スイム創成期からのメンバー、山切敏郎さんです。

File 02  山切敏郎さん
1963年生まれ。レッツスイム新代田の前身であるハッピースイム時代からのメンバー。現在は週3回のペースで新代田で泳いでいる。以前の仕事は通信社の技術職。日航機墜落事故関連取材で御巣鷹山の山頂から写真を全国へと配信したことも。社会人と高校生の娘さんの4人家族。2015年にはライフセーバーの資格も取得。

新代田に通って15年。

泳いだ後のビールは最高!

——レッツスイムの前身、ハッピースイム時代からのメンバーだそうですね。

ハッピースイムが立ち上がって半年後に入会しました。初めて参加したのが大雪が降った日だったんですよ。メールして「やってますよね」って冗談で言ったら守谷さんが「やってますよ」って。嘘だろうと思いつつ、長靴を履いて早朝に新代田に行ってみたらやってたんですよね(笑)。

――驚かれたでしょう(笑)。なぜ参加しようと思ったんですか?

一度水泳を習ってみたかったんです。ネットで検索して出てきたのがここだった。当時は息継ぎができず、東京体育館の50mプールで溺れかけてライフセーバーの方に「もうここでは泳がないでください」と言われたこともあるんです。足がつかないところで泳ぐのは恐怖でしかありませんでした。それを克服したくて。スイムスクールってみんなどれくらい泳げるんだろうっていう興味もありました。

――初期の新代田ってどんな感じだったんですか?

まだ今ほど人がいなくて、1コースにつき2、3人ぐらいでした。今もレッツスイム新代田で泳いでいる湯沢さんや笠原さん、山野さん、素子さんなんかは当時から来てましたよ。湯沢さんと一緒の4コースで前をゆっくり泳いでいたら「私の後ろを泳ぎなさい!」って怒られたこともありました。「すみませーん!」って謝って、後ろにまわらせていただきました(笑)。当時からみなさんガンガン泳いでいましたね。

――印象に残っている体験は?

印象深いのは沖縄の小浜島と黒島を往復する団体泳。まだ泳ぎ始めて1年ぐらいしか経っていない頃のことです。守谷さんともうひとりのコーチ、そして私の3人でチームを組んで泳いだんです。台風が来た後で結構波も高く、初心者だった私は結構テンパってしまって、「ああもうダメだ」みたいになって力が抜けて1回沈みかけちゃったんです。その時に守谷さんが「しっかりしろ!」と気合をいれてくれて、それでハッとなってまた泳ぎ出しました。それ以来、逆になんだか自信がついて、たいていの海はOKになっちゃいました。

――すごい洗礼を受けてますね(笑)。でもそこで海が嫌いにならず、逆に平気になっちゃうっていうのもまたすごい。

大変だったのはその後。呼吸の時に癖で片側に舌が寄ってしまっていたようで、舌が筋肉痛になっちゃって2日間何も食べられなかったんですよ。せっかく魚の美味しい島に来てるのに、ジュースぐらいしか口にできなかった。あの時だけです、水泳で痩せられたのは(笑)。でも小浜島は大好きになって、何度も行ってます。一度、1.5kmのオープンウォーターの大会に出て、部門別で3位に入ったこともありますよ。その時はすぐ後に船で竹富島に行くことにしていて、時間がなくてウェットスーツを着たまま船に乗り、竹富島の民宿にチェックインしたんです。驚かれましたよ、ウェットスーツ来てボストンバックを持った僕がいきなり現れて。

――だいぶ変な人ですね(笑)。沖縄といえば宮古島トライアスロンも何度も出ているそうですね。

宮古は3勝1敗。1回だけ完走できなかった年がありますが、3回完走しています。バイクは最近全然乗ってないので埃をかぶってます(笑)

――水泳をこんなに長く続けていられる理由は何でしょう?

朝泳ぐと血液が回って体の調子が1日よくなるんですよね。それが一番かな。やめると調子が落ちてしまう。あとは、レッツのみんなも同じだと思うんですけど、ハードに泳いだ後のビールの美味しさ! ビールが一番美味しいのは、断然泳いだ後ですよ。だからやめられないのかも。

オーシャンナビはただ泳ぐだけじゃなくて海と直結しているのがいい。いつかは海で、足がつかないところで泳いでみたいっていう憧れが現実になっただけでも自分にとっては嬉しいですね。できないと思っていたことが普通にできるようになるのって最高ですよね。

最近では瀬端コーチの肩甲骨で泳ぐっていう指導にはまっています。頭ではわかっていたけれど再認識させられてます。あと、桜井コーチの日は結構恐怖です。朝プールに行って桜井さんが担当だとわかると覚悟を決めます。どんなにきつくてもついていきますよ、桜井コーチ!

――これからオーシャンナビでやってみたいことは?

海峡は渡っておきたいですね。レッツに通っている人で海峡を渡ってない人の方が少ないんじゃないかな。

――そんなことはないんじゃ・・・・

とにかくそろそろ佐渡と津軽はやらないといけないな、と思ってます。あとは御蔵島のイルカツアー。1度は行ってみたいですね。

――最後に、オーシャンナビに対して一言。

守谷さんが始めたスイムスクールがこんなに大きくなるとは、15年前はまったく予想していませんでした。今、本当に大盛況ですよね。コーチのみなさんは忙しいと思いますがあまり根つめてお仕事しすぎずに、たまには息抜きも入れながら事業継続していってくださいね。

あと、もしできたら歴代のコーチのみなさんも呼んでいただいて、同窓会的なイベントを企画していただけたらと。懐かしいメンバーにも会えたら嬉しいなと思います。15周年なので、ちょうどいい機会なんじゃないですか? 

取材日:2020年9月

取材・文:東海林美佳ライター。一般誌、企業誌、スポーツ専門メディアなどに寄稿。新代田に通って10年以上経つも「冬眠癖」がたたって4コースが定位置になってしまっている。2013年より津軽海峡横断泳のオブザーバーとしてオーシャンナビをサポート。

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『Let’s 100m×50本』@新代田