一昨日、レッツスイム新代田が終わった後、津軽海峡縦断泳で毎年お世話になっているの船長さんのお宅へ挨拶に行ってきました。と気軽に言っている感じですが。。。そこはまさに「津軽半島の最果ての地」龍飛岬。夏に行ってももちろん何もないところですが冬はもっと何もない。あるのは雪と海だけ。
太宰治の小説「津軽」によれば、、
「ここは、本州の極地である。この部落を過ぎて路は無い。あとは海にころげ落ちるばかりだ。路が全く絶えているのである。ここは、本州の袋小路だ。読者も銘肌せよ。」
とあります。たぶん、ここに書かれている部落というのは三厩(みんまや)のことかな?
現在ではここまで電車で行くことができます。でも1日に3本しか電車はないけどね。そしてここから町営バスに乗り換えて海岸線を走ります。バス乗車時、運転手に「○○邸前まで!」と伝えればバス停なんかなくても問題なし!龍飛にある船長のお宅の前で当たり前のように降ろしてくれます。降りた場所は小説にもあるように袋小路。
新代田を9時過ぎの渋谷行きの井の頭線で出発して、この龍飛岬についたのは夕方5時過ぎです。ようやく船長宅に到着すると普段は無口で強面の船長も笑顔で「よくきたな、よくきたな」と言ってとても喜んで迎えてくれます。この笑顔をみられるだけでも「今年もこの時期にここまで来た甲斐があったかな」と。込み入った話しを進めていると船長の奥様が「これたべれ〜」と水揚げしたばかりの水ダコの刺身を振る舞ってくれました。それをつまみに美味しく打ち合わせを進めて無事に終了。
何もわざわざそんなところまで行かなくても電話でいいじゃん!と思われるかもしれないんですが、北の漁場の「職人気質」。現地までの往復の時間と現地で打ち合わせにかかっている時間とを比べてしまうとすごい手間がかかっているかもしれませんが、わざわざ現地に足を運んで直接話しをすることに意味があるんですね。
さて今朝のレッツスイム新代田はフォーミングは全くなし、その代わりにわざと水泳に必要な部位に普段以上に負荷を掛けるウエイトトレーニング的な発想でメニューを組んでみました。例えば、、、
板キック、ビート板で壁を作り水の抵抗をもろに受けながらのダッシュ。
プルでは、2人組になり前後に並び後ろの人が前の人の足首につかまって連結。前を泳ぐ人が後ろの人を引きづりながらプルでダッシュ。イメージとしては野球部がタイヤを引きづりながらランニングしているのと一緒かな。
それからヘッドアップしっぱなしのブレストプル。←これがまた肩周りに乳酸が溜まりまくりでパンパンになるんだよね。
その他の通常のプルやスイムのメニューもいつもよりも強度を上げた結果「スポ根メニュー」に。けっこう楽しめたでしょ?
話しは変わりますが、新しいホームページの新しい活用方法!
スケジュール表を見ていただけましたか?すでに気がついている方もいらっしゃると思いますが、ちょっと一手間掛けてみました。2月のオーシャンナビプログラム全ての担当コーチが確認できるようにしてありますよ!ぜひご覧くださいね。あっ!でもくれぐれも担当者を選んで参加はしないように!いろんなコーチの指導を受けてみてくださいね。3月以降も更新していきますのでレッツスイムに行く前にスマホでチェックしてくださいね!
では次回の火曜日。皆さん!朝スイムで待ってますよ! そうそう、TRXも体操場で実施しますよ!
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